会社案内

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代表者挨拶

当社は、1928年(昭和3年)に設立された旧海軍の燃料補給基地を、戦後の1950年(昭和25年)に、三菱商事の前身である旭交易が基地の一部およびタンクを借り受け、糖蜜の輸入基地として事業を開始したのが始まりであります。
1954年に三菱商事の戦後再発足に際して、「三菱商事鹿川タンク事業所」となり、船舶油を中心とした石油輸入基地として発展した後、1960年代の日本の高度経済成長に伴って、石油火力発電所向け低硫黄燃料(生焚き用原油)の輸入基地として、用地の買収・海岸の埋め立て造成・大型石油タンク建設を順次行い、設備の増強を図りました。
1990年(平成2年)に三菱商事がターミナル事業を分社化し「エム・シー・ターミナル鹿川事業所」となり、2008年(平成20年)に三菱商事が新たに「鹿川ターミナル株式会社」を設立、鹿川ターミナルがエム・シー・ターミナルから事業継承をし、現在に至って居ります。

現在、15基の大型石油タンクを有し、合計貯油能力は76万キロリットル。石油タンカーが石油入出荷のために着桟する桟橋は4基あり、最大15.9万トンの大型タンカーを受け入れ可能となって居ります。
また鹿川ターミナルが位置する瀬戸内海の鹿川湾は年間を通じて波が穏やかであり、気象・海象条件が変化しても石油の入出荷にほとんど影響を与えない天然の良港となっています。
事業の遂行を通じ、社会と産業の重要な基盤である電力供給と石油物流への貢献を果たし、皆様のご期待にお応えできるよう、社員一同努力を続けてまいります。

代表取締役社長

塩原 一雄