業務内容

/ SCOPE OF BUSINESS /

世界から鹿川ターミナルへ受け入れ、貯蔵

鹿川ターミナルから日本全国へ

石油類の保管、
受払作業並びに付帯作業

当社では三菱商事からの委託をうけ、電力会社がもつ石油火力発電所や一般産業の工場で燃料として使用する石油類を保管しています。
石油は大型タンカーを使って遠く東南アジアから運ばれてきますが、当社では大型タンカーの入港手続きから警戒船やタグボートの手配まで行います。
タンカーの着桟後、高くそびえるローデイングアームを使って船から荷揚げされた石油類は、構内を東西南北に張り巡らされたパイプラインを通って所定のタンクに運び込まれます。
当社で扱う石油類は常温では固まってしまう流動点の高い油であり、常時ボイラーからの蒸気を使って50度前後に加温されています。
一旦、受け入れた石油類は、国内需要家からのオーダーに基づき、国内専用の内航タンカーを使って日本全国の需要家に運ばれています。

石油等の品質管理及び
船舶係留作業

当社が保管する石油類は都度サンプルをとって成分分析が行われます。
特に密度の測定は取引数量確定の根拠となるため重要です。
また、各需要家が要求する品質規格は様々で、例えば、重油は通常、硫黄分の多寡で分類され取引されるため、日ごろから貯蔵タンク内の品質管理を確実に行っています。
出荷時には複数タンクから異なる硫黄分の重油をパイプライン内でブレンディングし、顧客の要求に見合った品質に作り込むラインブレンディングといった難しい作業も細心の注意を払って行われています。
尚、海外からの大型タンカーをはじめ、国内専用の内航タンカーの係留作業は、当社社員自らの手で行っています。